水面に揺れる星の電気信号が、何光年も離れているはずのわたしとあなたの間に何もないことを示している。ぴったりと隣にいるこの人との間にはたくさんのたくさんのものが挟まっているというのに。目の前の空気に触れることは、遠くの誰かと手をつないでいる…

頼りにしていた つかまって立ち上がるみたいに、声が聴こえなくて 心が空っぽなので ひどいことにはならないと思う 放り込んだ言葉は 一体誰の声で 語られたのだろう 変換された言葉は怖いから もう話すことなんてやめてしまいたい 心臓だけを隣り合わせて …

先日はわたしの夢のひとつが叶って、詩人の吉増剛造さんにお会いすることができました！ 今年は萩原朔太郎の没後８０年として、各地で様々なイベントが催されています。 その中の、大正大学で行われたイベントに吉増さんが登壇されていて、わたしはついに彼…

自分の内側へ深く深く潜っていく。大きく広く自分を開いていく。ちょうど呼吸をするみたいに、わたしは伸び縮みしている。それは枠を超えることであるし、思い出すことであるし、チャレンジすることであるし、忘れることであるし、知ることであるし、無知で…

知ってる言葉じゃたりなくて まあるい大きい見えないあれを きみに教えたいから ひとまず手をつないで 散歩に出かけようよ 踊る花と双子みたいな木と 子どもがはしゃぐ公園を過ぎて ようやくきみにもわかると思うから 妖精が歌うって 小人が騒ぐって ファン…

世界の見え方は人それぞれ異なっていて わたしの この 見えている色も 君の瞳も 本当にあるのかわからなくて 硝子が割れてしまうことが 不安だ 瞬間を感じる連続性 わたしは これでいいって 何度も独り言を言った なのに わたしの夢は 何度も 何度も 訂正す…

恋ってキッチンとか、ベランダとか、生活の中にあって、わたしはそういうのが好きなの。 生活にならない恋ってつまんない。そんなのいらない。 ぼくの元宇宙人の恋人がつぶやいた。 彼女はいつも鼻歌を歌っている。 人間になって以来、彼女は恋愛の味にはま…

実際にはたった数分しか経っていないのに、映画一本分の夢を見ることがある。 そういうとき、時間は小さく折り畳まれた紙のようなものだなと思う。 この現実も、意識が見ている夢だとしたら... 意識からしたら、人生の何十年はたった一瞬かもしれない。 前世…

スパークするひかり 重さの中に溶け出すリズム 宝石たちの語る詩はノイズ 美しい音は わたしが決めたい ページから浮かびあがり 目の前に散らばる 記号 ピンセットで 慎重に拾う 紫のお伽話 世界を抱きしめる 世界を抱きしめる ひとりぼっちのわたしの髪を撫…

指先がふれたら 走る閃光 炎が あたり一面を 照らし出した 熱 赤 舞い踊る 妖しい妖精たち だましにきたの 毒とシンプルな美を鞄に入れて 暗闇の中のあなたの顔が 熱く くっきりと 影をつくっている 初めての表情に 不安が でも 誰よりも美しくて それは 神…

手紙を透明の液体に浸す 写真を現像するみたいに 幻想するみたいに 手のひらと指 スカートを伝わり 新しい文字がひるがえる 真鍮の 重たく錆びた 悪い妖精の歌声 わたしの友達なんだ 手紙は空を舞う 光と青が 透けている 手を伸ばしても 風に追いつくことが…

そうやって大きな口を開けて 漫画みたいに 笑った顔が 好きで 触りたい 大好き 知らないことが多くて不安だったのは なぜだろう 見えないことが素敵だと思いつつ 早くそうしなきゃ 才能がたっぷり詰まった虹色の瓶 そのまま蓋をして みんなに 配ってしまいた…

最近は読書＆詩の季節のようで 熱が出る前みたいにしんどくなってから 言葉がいっぱい出てきます。 創作は、芸術は、 必ずしも美しい感覚ばかりではないのだけど その言葉が出てくるプロセスが好きだから 繰り返してしまいます。 素敵だと思う表現をたくさん…

音楽に合わせて虹が踊っている その虹と手をつなごうとして、わたしは壁に向かって手を伸ばす 手に触れては離れ、 捕まえては逃れ、 それすらリズムになって、 西日の時間をあそんでいる あ、 あの時もたしか あなたのお家で、わたしはそうやってあそんでい…

僕は君にひどいことをしたのかな。 あの時僕が君を抱きしめていたらすべての事は変わっていたかな。 だけど僕は君と向き合うことをやめた。 そんな僕が今君を助けたいと思っている事は正しいことなのかわからないけど、いつも時空を超えている君だったら過去…

いつまでそこにいるの？ あなたが飛ばなければ 世界ははじまりません。 世界が動かないのは あなたが生きていないから。 あなたが呼吸を思い出し 目を開けたとき また美しく世界は歌い始めます。 忘れているだけ 忘れているだけ あ、世界は眠っていて あ、わ…

待っていたこのときを、わたしは知っている 言葉をつかって 頭の中から システムを引っ張り出す カチカチと計算された測りは 人々を自由にする この呪文がわかる人はこちらにきて 緑の中を転げよう いつまでもいつまでも 永遠にみえたあの日に さよならを言…

やさしい言葉をつかいたくなる 特別な日もそうでない日も やさしい言葉をつかうのは 穏やかな波 静かな空気 静寂の作法 秋のはじまりにわたしが笑うと 夏の終わりに君が手をふる またねってもう一度やさしい言葉をつかう

落ちつかない 落ちつかない わたしは空からやってきたから みつからない みつからない 目には見えない宝物だから あなたが一緒でよかったけどね 目を瞑ったまま歩けるし かっこいい線と 嬉しい背中と 蜜のような温度と 触りたい星 消えないで あいつを騙して…

流せる涙を今流してしまいましょう 泣くことは悪いこと？ 泣くことは弱いこと？ 愛からしか、その涙は流れないはず。 その感覚は その感情は その衝動は 全て元をたどれば愛から来ています。 だから大丈夫。 だからあなたは大丈夫。 あなたの家族も、大切な…

新しく書く予定の長編の物語は まだ断片的な情報がパラパラと降ってきているだけなので 具体的なストーリーや登場人物がわかっていません。 時（とき）という男の子の話みたい。 かけらをここに書いておきます。 ✳︎ まだ制限している 理解されようとしている…

音楽っていいよね。 すぐに気分がよくなるもん。 青葉市子とか星野源とか、おしゃれで気持ちがいいアーティストは大好きだけど KinKi KidsとかV6とかを妹たちと歌うのもたのしい笑 洋楽で踊るのもたのしい。 たのしいとか切ないとか、歌によって感じる気持ち…

この前お茶会をして気づいたんだけど、みんなが「偶然」とか「気のせい」で済ませていることをわたしは確信しているんだよね。 わたしがアカシックリーディングができるのも、そこが強く影響しているよ。 全てをメッセージとして受け取り、すべて必然と捉え…

二重に夢をみたり金縛りにあって起きたらそれも夢だったり、昔よくそういう事があったな。 そのとき書いたやつ。 ✳︎ 今日はじめて 夢のなかで夢からさめたかった 片目の焦点がいつまでたっても あわなくて 朝起きたときみたいな ぼんやり こすってもなにして…

【きんもくせい】 地球がはやく回ったか 昨日夢の途中で起きたせい タイムトリップ 違う世界にきたような 昨日とは違うとつぜんの 風 冷たい 風 甘い甘い甘いにおい 一瞬でゆく ランドセルの帰り道 涙をこらえ 抜けるトンネルの出口 ドキドキが止まらない朝 …

最近夜寝る前に本を読むように宇宙の物語をリーディングしています。 全然完成していないし、意味もわからないけど、このブログの最初の目的は「物語のかけらを綴ること」でした。 ちょっとずつメモしていきますね。 ------------------------------------ …

紅茶が入ったカップをテーブルに置くコトンという音をサインに、パソコンに向かって文章を綴る少し未来の自分が見える。 語られるべきストーリーはもうそこにあって、それは時を待っている。 一寸の狂いもなくその物語は作者に降り注ぎ、あふれだすようにし…

満月の日はここ最近毎回歯が痛くなるので、今日はついに歯医者さんに行ってきました。 体がぱんぱんに満ちるからなの？ わたしはいろんな不調が満月の日に出てくる感じがします。 特に女性の体は月の満ち引きと繋がっていて面白いですね。 体はほんとに借り…

こんにちは！聡美です。 昨日は登山家の栗城さんが亡くなったニュースを知ってびっくり＆ショックでした。 夜中に書いたメモ。 ------------------------------- ショック。 チャレンジしつづけて、 ステキな場所で、 亡くなった。 ふっと、ああ、もう、いい…

こんにちは！聡美です。 お友達が何曲かオススメしてくれたので、YouTubeで新しい知らない曲を聴いていました。 彼女の声が気に入った。 www.youtube.com さて、曲のほとんどは青春の、甘酸っぱい感じの曲で、キラキラしててピュアでいいなあ、と思った。 見…