2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

才能の使い方

ミカンマガジンのアカウントを作ったのは ・完成していない作品でも気に入っているし可愛いので出したい ・未完成には独特の個性がある ということのほかに、こんなことがあるなあと思いました。 みんな、優れた作品や完成したものだけを見ているから 「自分…

【ミカンマガジン】未完成作品の倉庫。

わたしは書斎とかデスクとかアトリエとか、壁に貼られたアイデアのメモとか、そういう未完成のデータが昔から大好きでした。 あすちゃんやみうちゃんが時々見せてくれる制作途中の絵や落書きも好きだし、ずっと昔に自分が書いたメモを読み返すのもたのしい。…

アンロックされた次の世界

今は変わり目を体験している人が多いように感じますが みんな今、扉の前にいて 「あ、鍵がかかってないんだ。」 ってさっき気づいたところ。 という感じがしています。 新しい次元が、世界が、アンロックされました。 今の世界をあそびつくしたら、そっちに…

物質とスピリット

ミヒャエルエンデの『物語の余白』という本に、 ヨーロッパでは物質自体の古さや歴史に敬意をはらうことができるけれど アジアでは建物がいくら変わろうともその中身のスピリットに敬意を表することができる ということが書かれていて、なるほどなあと思いま…

空を見上げる

空や雲を見て 「綺麗だな〜」と風情を感じるけど それって人間ならではなんじゃないかな?とこの前思いました。 宇宙人からしたらきっとそれはただの水蒸気で いつも下から見上げている人間は その空に物語を見ている。 虹が出たら嬉しいし 夕焼けも綺麗だし…

エレメントの詩 「土」

スパークするひかり 重さの中に溶け出すリズム 宝石たちの語る詩はノイズ 美しい音は わたしが決めたい ページから浮かびあがり 目の前に散らばる 記号 ピンセットで 慎重に拾う 紫のお伽話 世界を抱きしめる 世界を抱きしめる ひとりぼっちのわたしの髪を撫…

エレメントの詩 「火」

指先がふれたら 走る閃光 炎が あたり一面を 照らし出した 熱 赤 舞い踊る 妖しい妖精たち だましにきたの 毒とシンプルな美を鞄に入れて 暗闇の中のあなたの顔が 熱く くっきりと 影をつくっている 初めての表情に 不安が でも 誰よりも美しくて それは 神…

エレメントの詩「水」

濡れた紫陽花 目眩 雨粒にうつる カーライトが 邪魔だ 泳いで消えてしまう君が いつかまた現れたらいいな 耳に引っ掛かる 雑多な音楽 目眩のようなピアノ 不安定なまま混ざり 綺麗な綺麗な 波を作った 服を脱いでも脱いでも 360度存在が強すぎる 鏡にもぐり…

エレメントの詩 「風」

手紙を透明の液体に浸す 写真を現像するみたいに 幻想するみたいに 手のひらと指 スカートを伝わり 新しい文字がひるがえる 真鍮の 重たく錆びた 悪い妖精の歌声 わたしの友達なんだ 手紙は空を舞う 光と青が 透けている 手を伸ばしても 風に追いつくことが…