なぜ村上春樹は繰り返し同じことを書くのか。
こんにちは！
わたしが高校生くらいの時に『ノルウェイの森』に出会って
そこから大好きになり
毎回新刊を発売日に買って楽しみに読んでいる村上春樹の小説ですが
正直、書いてることはいつも同じなんだよね！笑
これは「ストーリーや構成が」という意味でです。
主人公はいつもひとりぼっちで
大切な人を失っていて
遠くまで旅に出ても最後は元いた場所に戻ってくる。
でもそこは全く同じ場所ではなくて
螺旋を登ったように少しだけ上昇している。
違っているのばバージョンだけ。
どのバージョン、どの世界の自分の話なのだろう、ということが毎回違います。
それで、なぜわたしたちは彼の小説を読むのだろう？と考えてみたら
たぶん主人公と一緒になって、体験を繰り返しているのだと思います。
パラレルワールドとか、二重の世界とか、
時間空間を飛び越えるとか
肉体を超えた大きな視点とか
スピリチュアルな要素がとてもたくさん入っている村上春樹の小説によって
わたしがスピリチュアルを知らないときから感覚として経験できていたのだと思うと
それが気持ちよくてあんなに夢中に読んでいたんだろうとわかるのです。
それを繰り返すことがとてもとても重要な要素なのかもしれません。
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わたしたちは何かを達成するために生まれてきたわけではないし
存在する意味や理由もないし
ただ「在る」ということが重要です。
その中で、その経験をすること自体、とても有意義なのです。
生きてみること、呼吸をすること、その中でたくさんの経験をすること自体がゴールで
そのさきにゴールがあるというわけではない。
つまり、今経験していること自体がすべてであって
いかにその瞬間を感じられるかということが
わたしたちがフォーカスすべきことなのです。
村上春樹の小説を読んでいると
自分自身の人生以外にもたくさんの経験をすることができます。
しかもそこには魂がやってみたかった経験が描かれています。
繰り返し同じことをしていて
繰り返すことの意義を教えてくれます。
だからノーベル賞をとらないのかな？笑
ひとつの作品が、ということではなくて
すべての作品が、ということなのかもしれないね。
いつも読んでくださりありがとう。
今日の記事はよくわかんないよね！笑
わたしの頭の中では超納得していることなんだけど、
説明しようとすると難しい。
テレパシーで伝わりますように。
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