『トキの物語』(仮題)が完成しましたー!わー!
昨日、ずっと書いていた小説トキの物語が完成しました!
これから足したり削ったりはするんだけど、ひとまず全てのシーンが揃った!という感覚があったので記録しておきます。
昨日の夜中に書いていたんだけど、その数時間前にふと「あ、物語が完成した」というはっきりとした体感があったのです。
そのあとにひとつのシーンが浮かんできたので、それを書き足そうと久しぶりにデータを開きました。
読み返していくと、「ん?ほとんど完成してるじゃん?」となって、わたしが思っていたものと実際にわたしが書き溜めたものが全然違っているという印象でした。
感覚では、もっともっと書き足す内容があって、出てくる人物がいて、説明すべきシーンがあったのに。
実際に読んでみると、各ピースがちゃんとそれぞれの場所にぴったりと居心地よさそうに座っています。
わたしは閃いたシーンを書き足し「これでひとまず完成だ」と、数時間前に体感したあの感じをなぞりました。
先ほどブログで振り返ってみたら、この物語を書き始めたのは実に2年半前!!!
(2019年9月13日と記録がありました。ブログって便利!)
昨夜の記録として書いておいたメモを載せます。
書いたのはたったひとつの短い章だったけど、書いてみるとこのお話は、登場人物たちは、そのシーンを待っていたんだ、と思った。
面白いことに、そのシーンはわたしが現実に体験をしないと書けなかったもので、物語はそのたったひとつのパズルのピースを待ってくれていた。
ひさしぶりに読み返すと、わたしが意識していたストーリーと意味がひっくり返っている。
そんな風に、もしかしたら、物語の方がわたしの現実を動かしたのかもしれない。
予言みたいにこの小説を書いて、またなぞるような体験を通して続きを書いた。
これがわたしがやりたかったことだ。
✴︎
物語の中を生きて、わたしの人生と、現実と、物語が反応し合いながらそのシーンを作る。
どちらが創作で、どちらが本当なのかわからない、混ざり合った世界。
それは現実創造そのもので、書いている中でわたしの人生がどんどん面白くパワフルになっていく。
そのエネルギーを言葉にこめ、文字のひとつひとつに転写させて、みんなにもおすそ分けができる本を作りたいという気持ちです。
今回は、もともとわかっていたように詩集と物語の本の2冊セットになる予定。
一番最初の読者はみうちゃんです!(無論!)
また製本に動き出したら、愛おしい作品を世界に生み出せる。
しあわせです。
しあわせです。
心からありがとう。