物語が「起こる」時間を噛みしめる。
こんにちは！
うえかわ聡美です。
昨日、ついに書いていた長編小説が完成しました！
うまれてはじめて
ひとつの長い物語を完成させることができた・・・！
わたしは小さい時から短編よりも長編が大好き。
書きためたメモは山のようにあるけど、
一度もお話を完成させたことがありませんでした。
今年の前半から書き始めていた
『魔法使いのこども』
というストーリーを
書き上げることができて
すごくすごく嬉しいです。
書いている間に、海獣の子供？という映画が公開されたりしてて、
タイトルを変えようかな、とか考えていますが笑
これは
魔法使いとして育てられた男の子と
音楽が好きな女の子の
時空を超えたお話でした。
わたしも書きあがってやっとわかることがたくさんあって
お話を追いかけるのが楽しかったです。
やってくるシーンの順番はバラバラなので
書いてみて、
これはここに
これはここに
と配置していく作業はパズルのようでした。
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書いていたら物語は「起こる」ものだという感覚があって、
そうしている間に次の物語の主人公からコンタクトがありました。
次のお話の主人公の名前は「時」（とき）。
もらったインスピレーションを少し紹介しますね。
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物語が起こるとき、それを任命された人間はすごく泣きたい気持ちになる。
生きている以上に生きているような感覚になって、
素晴らしいことが起こっていることを一人で噛みしめる。
それを共有するために言葉を紡ぐ。
この素晴らしい感覚をシェアしようと、懸命に言葉を拾う。
どうしようもなく起こった物語たちが人間を豊かにして
生きることを本格的にしてくれる。
「そんな話を誰かとしたいな」と思いながら
孤独を抱えてずっとずっと、小説家は物語を捕まえるんだ。
誰かに話してしまいそうになるのをこらえて、
喉の奥の塊をぐっと飲み込みながらね。
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