『倍音』日本語は自然音を「言語」と認識する。
インスタではちょこちょこ書いていましたが、最近のわたしは日本語やその音に興味があります。
ずっと読みたかった『倍音』という本にもたくさんのヒントが書かれていました。
自然界の音はどれも伸びる音=母音になる
日本人の脳は特殊で、言語を処理する左脳に自然界の音(風、虫の声、波、川、動物の声)が分類されるので、風の音に明るさを感じたり虫の声にさみしさを感じたりするらしいのです。
それは幼少期に日本語を使うと作られるそう。
「言語と同じように自然音が処理される」とはすごい大発見だと思いました。
💡西欧では言語が左脳、それ以外が右脳
💡日本は言語と自然音が左脳、人工的な音が右脳
一部ポリネシアもこの構造。
「右脳派」「左脳派」と言われているのはもしかしたら西欧の話かもしれません。
この脳の作りでいうと、対照的だから。
子音の方が情報伝達には速くて便利だけど、いちいち母音が含まれる日本語は身体にも心にもよいです。
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わたしたちが自由に自然に話している日本語には未知のパワーが秘められていました。
わたしはずっと言葉が好きだったけれど、それがどうして、どういう仕組みで、なにをしているのか、ということがだんだんとわかり始めました。
音にも、文字にも、秘密があるようです。
言語によって脳の作用が違うということは、当然使う言語によって思考も変わるということです。
文化が、習慣が、という以前のもっと深いレベルでわたしたちの思考は作られていて、話すだけではなく本当の日本語で思考することでその扉はもっと開かれると思いました。
ざっくりといえば、日本語で思考したらそこには「和」や「愛」のようなものが常に存在していて、戦いや争いや支配や分離の思考にならない。そんなことを占星術のマドモアゼル・愛さんが話しているのを聞いたことがありました。
逆にいえば、人々を分離させ支配するためには日本語を封じてしまえばいいのかもしれません。
素敵なことがわかってきた。
今月は多分、たくさんブログを書きます。
わたしのリアルタイムの心のうごきが読めます