全部やめてしまいたいな。
そんな深刻なものでもなく
「あー、全部やめてしまいたいな」
と思うことが多い今日この頃です。
破壊と再生。
そんな空気はわたしだけじゃなくてきっと世界全体に流れていて
せっかく長くやってきたこと
しなくちゃいけないと思っていたこと
そんなことたちをやめてしまっても、別に世界はそのまま動いていくんじゃないかなと
気軽に考えられるような雰囲気があります。
わたしは最近江戸時代のことや詩を読むことにはまっています。
吉増剛造さんという詩人を見つけて
彼のエッセイやインタビューも含め色々読んでいるのですが
日本語の「音」、聴覚で感じることのできる言葉について興味深く感じています。
日本語は他の言語と違ってずーーーっと昔から音が変わっていないそうです。
つまり、今わたしが話す言葉は
ずーっと昔の誰かも発していた音で
それってぼんやりとすごいなーと思っちゃう。
江戸時代には外国人も驚くほど日本の識字率は高かったらしいのですが
こんなに複雑な言語なのに不思議だよね。
日本人のDNAと言葉のシステムがいい感じに混ざり合っていて
勝手に話せる・読める・書ける仕組みになっているのかな。
言葉にはきっと、内緒のコードが仕掛けられている。
わたしは詩を読むのが好きだし、書くのが好きですが、
それもひとつの才能かもしれません。
言葉を使うことはわたしにとって楽しい遊びで
それは音楽ができる、絵が描ける、と引き換えにしてもやってみたかったことなので
わたしはこの体と頭と心を選んで生まれてきたのだなと実感しています。
こんなことを、最近よく考えています。
久しぶりのブログになってしまいました。
いつもありがとう。
わたしのリアルタイムの心のうごきが読めます