「そんなの今だけよ」ってくだらない。
よく、子供や若い子に向かって
「そんな風に考えるのは今だけよ」
とか
「もう少ししたらそれが意味がないってわかる」
とか
「そんなんじゃ今後通用しない」
みたいなセリフが発せられることがあると思うのですが、
よく考えたらそれって、
まーーーったく「今」に生きていないよね。
ゴールや目的や進むべき未来がどこかにあって、
そこに行くことを考えて、そこからずれているからそんなセリフを言う。
逆に考えれば、
そんな風に考えられるのはたった今だけだし、
こんな風に頑張れるのはその今だけだし、
好きな人のことをそんな風に好きでいられるのはその時だけだし、
なりたい自分に向かって疑いなく夢中になれるのはこの瞬間だけ
なんだよね。
その「今」を感じないで
先にある誰かが決めた幸せに向かうために、
その自分も「今」も無視してしまうのはかわいそう。
そんなセリフ、「今」を一生懸命生きられなかったくだらない大人が言っているだけだから気にしなくていいよ。
将来の心配をして、
例えばその将来から今の自分を見たら、
今の自分の若さとか、考え方とか、無謀さとか、勇気とか、健康とか、
そういうものが何より羨ましくて、欲しいなあと思うものなんじゃないかなと思う。
だからその心配って全く不要。
いつも反対のものが欲しくて
いつもどこかの心配をしていたら
地球を卒業したあともきっとまたぐるぐる考えている。
今しか感じられない、幼稚な自分を全肯定したい。