自分だけでいい。

前回のブログ記事を書いていて、ちょっと気がついたことがありました。

わたしはああいう表現をしたいし

読みたいし

そういう人間の発信に興味があったのだと思い出したのです。

日々の生活の中で気づくことというのは

「みんなそんなに考えすぎなくても〜」

「もっとリラックスすればいいのに」

「他人軸で考えているから辛いんだよ」

という感じで、

軸や主導権が自分にない状態・自分で世界を創っていない状態をみて、

「あなたはそんなもんじゃないよ！もっとすごい存在だよ！」

と言いたいことが多くて、ブログでもそういうことを書いてきました。

だけど本当にやりたいこと、興味があることはそこではなかった。

誰かの役に立ちそうなことや考え方は、

たくさんの人に必要だしわたしもとても助けられてきたトピックです。

でもわたしは、

人の話を聞いてあげたいと

悩みを解決してあげたいと

思ったことはそういえば一度もない。

人間の中には心から相手の話を聞いてあげたいという人がいるだろうし

悩みを解決してくれる人もいると思う。

だけど、わたしはそういう直接的なことよりも、

例えばわたしの言葉のエネルギーに触れることで

自分自身で大丈夫になるプロセスをたどるとか

ほっとするとか

解放されて脳に隙間ができて新しいことが考えられるようになるとか

そういう感じが好きで、

今までそういう作品や人や言葉に元気をもらっていたなあと思い出しました。

アカシックリーディングのセッションなら、

ただ空っぽの筒になりメッセージをわたして

勝手に相手が元気になればいいな、と思う。

みんなが自分で自分の話をきいて

自分で悩みを解決していけばいいと思う。

みんなみんな、自分のことで忙しくなればいい。

自分のことで忙しくなるためのツールとしてわたしの言葉やお話が使われたら嬉しいし

そういう作品を作るためには、才能がいると思います。

才能のことを考えると昔から泣きたい気持ちになるけど、

それもひとつの波になって動きが生まれたらいいな。

みうちゃんの絵を見ていると何かを作りたくてたまらなくなるのは、そういう力が宿っているから。

「エネルギー漏れ」という言葉があるけど

わたしの場合は「意味のあること」や「役に立ちそうなこと」にフォーカスして発信しているときかもしれない。

そんなことしなくても、

みんなには自分自身で意味を与える力があるし、問題を解決する力があるし、話をきく能力がある。

そのちょこっとした起爆剤になって

きっかけになって

たまにはかすりもせず通り過ぎてしまったとしても

わたしのエネルギーをぽこっと形にできたらそれがゴールだしそれが嬉しい。

もっとそこに集中することができれば

面白いものが生まれるかもしれない。

自分の中だけにこもって、

その言葉を見つけたら

どこかで誰かがそのパワフルさを思い出す。

世界は鏡だ。

わたしがこの世界を創っているんだ。

その渦を自分自身に向けない限り、

嵐に飲み込まれてばかり。

自分が嵐の中心でいることがとてもとても大切だったのです。