物語を綴ること。出来上がるそのエネルギーを読む。見る。

こんにちは!聡美です。

 

今わたしがはまっている吉澤嘉代子という歌手、インタビューを見ていたら彼女の本棚が映ったんだけど、そこにあった本がわたしが大好きなものとかぶっていてびっくり。

 

いしいしんじの『ぶらんこ乗り』『その場小説』『プラネタリウムのふたご』。

 

そして彼女を救ったのはいつも物語だった、と。

 

やっぱり気になるもの、好きになるものはわたしが大切にしている物語が影響しているんだって思ったらとても嬉しくなりました。

 

さて、わたしが最近気になることは物語を書くこと、それから動画配信。

 

これは前々からやってみたくて、わたしはインスタライブを見たりラジオを聞いたり、個人が発信しているツールとして「映像」というのはとてもいいなあと感じていました。

 

自分のことを隠したいとも思わないし、むしろパフォーマーとして表に出たいタイプかもしれないし。

 

 

先日眠れない夜に本でも読もうと思って、でも本がなかったのでアカシックリーディングをして読むべき物語を聞いてみたの。

 

そしたらとても素敵でかわいいお話がやってきて、それをちょこちょこ書き留めながら、この感じ、すごく気持ちがいいなあ〜と思って眠りにつきました。

 

それを次の日実際に文章にしてみようとパソコンに向かったんだけど、いざ書いてみようとするととてもスピードが遅い気がして、(降ってくる頭のスピードと書くスピードが追いつかない感じ)かつ、頭でごちゃごちゃと段取りとかツジツマとかを考え始めて、純粋なエネルギーがそのまま投影されないことにすごくいらだちを感じました。

 

一度お風呂につかってゆっくりしよう〜と入ってみたら、さっそくアイディアがやってきました。

 

 

わたしがずっと気になっている映像配信、これを物語を綴ることと組み合わせたら面白いんじゃない?

 

 

おおお。

 

わたしが尊敬するいしいしんじという作家は「その場小説」というパフォーマンスをしています。

 

原稿用紙とマイクに向かって、書いていく文章を同時に声に出して客席のお客さんと一緒に物語が紡がれる瞬間を共有するのです。

 

 

 

わたしの頭の中でおこることはまさにそんな感じ、そんなスピード感なので、これをビデオに撮って素敵に編集したら面白いかも。

 

その瞬間のエネルギー、物が生み出される瞬間って、出来上がってものを見る、読むのと違うパワーがあるような気がするの。

 

以前、ジャズや演劇のインプロヴィゼーション(即興でつくる舞台)を見たとき、なんともいえない気持ちになって、「これは面白い〜!」と衝撃を受けたことを覚えています。

 

そのときしかない、一度しかできないパフォーマンスってすごく魅力的で、とんでもない瞬間に立ち会っているような気がしたのです。

 

宇宙が誕生するエネルギーと同じ大きさの爆発が、この舞台の上で起きているって。

 

なので思い返せばわたしはいつも、そういうことに感動して生きてきたんだなとわかったっていう感じかな!

 

 

その瞬間は「今ここ」以外のなにものでもなく、ゼロポイントだから、気分がいいのかも。

 

 

ちょうど「一緒に動画撮ろう〜」とお友達からお誘い受けたので、そこで一回やってみます!

 

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