学校は人生ゲームのひとつの設定だから、行っても行かなくてもいいのだ。
こんにちは!
今日はこども、学校、テレビの話♡
この前、復活したV6の特別番組をやっていたので家族と一緒にたのしく見ました。
わたしは「学校へいこう!」のまさにどんぴしゃの世代で、小学校中学校のときはかかさず楽しみに見ていました。
クラスでも番組の次の日はその話でもちきり。
わたし、学校が嫌いだし今の教育も変!っていつも主張しているんだけど、この番組を見て案外今の子供たちはあのころのわたしたちよりもリラックスして、自分を生きているなあと思いました。
わたしが思っているほどみんな洗脳されていないし、自由な感じがするし、価値観を押し付けられていない。
これが話題のクリスタルチルドレン??
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たとえばわたしが学校が嫌いなあのころ、わたしたちのすべては「学校」もしくは「テレビ」だったように思います。
学校でうまくやれなかったら終わり。
テレビで成功している姿がすべて。
そんな狭い狭い価値観の中でそこからはみだしてしまうことに恐怖をおぼえ、自分自身であることと学校の中でうまくやることにはさまれてバランスを失います。
ひとつの会社に入って、定年までずっとみんなと仲良く勤められるように作られた日本の教育。
個人の意見の発信ではなく共通の正解を、みんなで一緒に導き出す。
一方働き方は多様になってきて、自分の好きなこと、好きな場所でお金を稼いだり、個性を出していくことが当たり前になってきています。
そこで急に自己主張を求められても難しいと思うし、義務教育とそれ以降で求められることが正反対なのはどうしてなのか、混乱します。
生きづらかった人が生きやすくなり、今までうまくやれていた人が急につまづくようになってる。
なんだかコメディみたい。
現在はYoutubeやラジオで自分の番組を作ることも、ショップを開設することも、ブログで自己発信することも無料で簡単にできちゃいます。
その中で今の子供たちに不登校が昔より増えているのは当たり前だよね。
その教育、意味ないもんね。
そう考えると、これって、ただわたしたちを混乱させてわざとゲームを難しくして、その中でどうやって立ち上がったり転んだりしようかって楽しむための「ただの設定」って気がしてきた。
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でも、わたしが学生だった時から時間がたった今、子供たちは結構たのしそうに学校に関わっている。
(番組ひとつ見ただけだからそれがすべてとは言い切れないけど。「意外だな」と感じたわたしの感覚の話だと受け取ってね)
今は学校が嫌いでもインターネットがあるし、住む場所だって選べるし、学生のときからお金を稼ぐ方法だってある。
今の子たちには学校は必ずしも全てではなくて、逃げる道がいっぱいあって、自分自身であることが簡単になってきているのかもしれません。
だからその分学校をひとつの居場所として、面白い交流の場として、選択肢のひとつとして、もっと気軽に選べているのかな。
いい時代〜
だけど、「羨ましいなあ」と思う一方で今の時代を選ばずにちょっと前、学校にいくのが当たり前で働き方にもそんなに幅がなかった、だけどインターネットが登場してきて時代がかわりはじめた、そんな変わり目の時代を選んで生まれたのも自分なのです。
そのおかげでわたしは今自由を満喫できて、パワーが出てくるので、それを体験できてよかったと思っています。
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あとね、かわいいなあと思ったのは、「付き合った人とは結婚したいから、中学生のうちは彼女を作らない」と言っていた男の子。
中学で付き合ったら結婚する前に別れてしまう可能性があるからだめだけど、高校か大学にはいったらいいんだって。
中学生の今、高校は遠い未来なんだね。
今から振り返ると、中学も高校も大学もあまりかわらないのに、小さいときには1年後はずっと先の未来だった。
その感覚がかわいくて、なつかしくて、嬉しくなりました。